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子どもの成長を祝う!メモリアルイベントガイド|妊娠~1才までの伝統行事一挙まとめ!

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妊娠したと知ったその時から始まる、赤ちゃんとの日々。日本では、お腹にいる赤ちゃんが無事に成長し安産できるよう祈願する「戌の日」から、生まれてからは成長の節目に、さまざまなメモリアルイベントがあります。
どれも成長を祈願したりお祝いしたり、赤ちゃんとその家族にとっては大事なものばかり。
ここでは代表的なイベントをご紹介していきます。

–妊娠中–

帯祝い

妊娠五か月目の戌の日にする帯祝い。お腹に宿った小さな命を祝福し、無事に生まれてくることを願いながら、腹帯を付ける日です。

–出産–

お七夜(生後7日目)

赤ちゃんが生まれて7日目にするお祝い。無事に7日目を迎えたことを祝い、名前を与え、ひとりの人間として認めるための儀式。医療が発達していなかった時代には、生まれて間もなく亡くなる赤ちゃんがたくさんいたため、生後7日たつまでは名前をつけなかったことに由来します。お七夜ではこの命名式がメインのイベントになります。

正式には命名書は奉書紙を3つ折りにしてさらに包みますが、略式として市販の命名紙や半紙を用意してもOK。赤ちゃんの名前を真ん中に、生年月日と、両親の名前、続柄(長男・次女、など)を書きます。
正式な命名書の場合は、きちんと三方にのせて神棚や床の間に飾ります。略式の場合も、神棚や床の間の鴨居に貼ったり、家の中の目立つ場所に貼りましょう。だいたいお宮参りまでの間飾っておくのが一般的です。飾り終わったら、大事にとっておきましょう。

▶︎出生届

生後14日以内に役所・役場に提出。届出には、退院時に病院から渡される出生届と出生証明書のほか、母子手帳、印鑑などが必要です。

▶︎お祝いのお返し

出産祝いをもらったら、一か月以内に内祝いを送るようにしましょう。内祝いの品にかけるのし紙には「内祝」と表書きし、赤ちゃんの名前を書き入れます。名前にはふりがなをふっておきましょう。金額の目安は、だいたいいただいたお祝いの半額程度、と考えて。

お宮参り(男の子31日め/女の子33日め)

生まれた土地の氏神様に赤ちゃんの誕生を報告する儀式。お宮参りには、お父さまお母さまはもちろん、父方の祖母が付き添い、父方の祖母が赤ちゃんを抱いて参拝するのがならわしです。もちろん遠方だったりする場合は、母方の祖母が抱っこしたり、お母さん自身が抱っこしても構いません。昔はお宮参りの時期はまだお母さんの出産の忌みが終わっていないため神社への参拝には行けなかった、といったことから、父方の祖母が抱くというしきたりになったようです。
近年では有名な神社でお宮参りをすることも多いようですが、住んでいる地域の神社にお参りすることが本来のお宮参りの趣旨。生後一か月前後で、お母さんと赤ちゃんの体調をみて、天気の良い日に出かけましょう。

お宮参りはお賽銭を入れて礼拝するだけですませることが基本ですが、希望すればお祓いや祝詞(のりと)奏上をお願いすることもできます。

また、お宮参りのあとは、おじいさまおばあさまもご招待したのであれば、そのまま皆で祝い膳を囲むのがいいですね。自宅で仕出し料理や、外食でも。神社から移動しやすく、また、お座敷の席を予約しておくことをおすすめします。また、スタジオなどで写真を撮るご家族も増えてきています。

▶︎お参りでの祝い着

赤ちゃん自身は、白羽二重地、もしくは白いベビードレスを内着として着せます。神社で参拝するときには、絹織物、男の子は光沢がある羽二重(はぶたえ)地の紋つき、女の子は縮緬地に花柄などをあしらったお祝い着を、父方の祖母に抱っこされている赤ちゃんの上からかぶせます。祝い着は母方の実家から贈られるのがならわしだったようですが、今ではレンタルを利用したり、ベビードレスにケープを着せて参拝するケースも多いようです。

▶︎お参り大人の服装

お宮参りの大人の服装は、赤ちゃんを抱く父方の祖母は色無地紋つきの着物か、訪問着が一般的。お父さまはダークスーツ、お母さまもスーツかワンピース、和装するなら訪問着が適しています。

お食い初め(100日)

お食い初めは、赤ちゃんが「一生食べ物に困らないように」との願いをこめて、赤ちゃんの乳歯が生え始める生後100日ごろにおこなわれます。赤飯や尾頭つきの焼き魚などを祝い膳として用意し、祖父母など集まった親族のうち年長者が赤ちゃんの口元に箸で料理を運んで、食べさせるマネをします。このとき、赤ちゃんが男の子なら男性に、女の子なら女性に、この役割をお願いするのがしきたり。

▶︎祝い膳の献立

一汁三菜で、赤飯(白いご飯でも)、尾頭つきの焼き魚、香の物、煮物、吸い物が基本。「めでたい」の意味で鯛が一般的だけど、地域によって違う魚のことも。吸い物は、鯛の身が入ったものや、はまぐりの吸い物が一般的です。

「石のようにじょうぶな歯がはえるように」との願いから小石を用意したり、「しわができるまで長生きできるように」と梅干しを添えるような地域もあるようです。住んでいる地域のならわしを聞いておくとよいでしょう。

初正月

赤ちゃんが生まれて初めて迎えるお正月。昔は、生まれた時が1才、以降、元日を迎えるたびに皆ひとつずつ歳をとる「数え年」で年齢を数えていたため、赤ちゃんが初めて迎える正月=2才になるお祝いをしていました。

現在では赤ちゃんの誕生日に満年齢でお祝いしますが、昔の、初正月に赤ちゃんを邪気から守るために、男の子には破魔矢(はまや)を、女の子には羽子板を贈る、という習わしがまだ残っている地域もあります。

▶︎破魔矢と羽子板

男の子の初正月に破魔矢が贈られる風習は鎌倉時代の武家の習わしで、破魔矢を飾って邪気を払いすこやかな成長を願ったことに起源するといわれています。

一方女の子の羽子板は、江戸時代から女の子の遊びとして親しまれた羽根つきが、「邪気をはね(羽根)のける」という意味に通じることから、お祝いに羽子板が飾られるようになったとのこと。どちらも、12月13日頃から1月15日頃まで飾るのが一般的です。

出典:人形工房天祥

実際私のお友達にも、義母に羽子板を贈られ戸惑っていた子もいましたよ! でもちゃんと、古来の伝統的な意味があるんですね!

初節句

生まれてはじめて迎える節句。女の子のお祝いは3月3日の桃の節句でひな人形を飾り男の子のお祝いは5月5日、端午の節句で鎧兜やこいのぼりを飾ります

それぞれ節句の飾りは3週間ほど前から飾って、赤ちゃんの成長を祈願しましょう。節句が終わったら、飾りはすみやかにかたづけます。また、初節句には、ぜひ祖父母などを招いてお祝いしましょう。

また、2月生まれの女の子や4月生まれの男の子などは、生まれてから初節句までの期間が短く、お宮参り前後に初節句を迎えることとなりますので、大変なようであれば初節句は翌年に見送っても大丈夫です。

▶︎桃の節句(ひな祭り)

旧暦の3月3日が桃の花の咲く時期であることに由来し、桃の節句と言われるように。ちらし寿司やはまぐりの潮汁を食べてお祝いします。ひな人形は七段飾り(五人囃子や官女など15人)から親王飾り(男女一対の内裏雛)などさまざまなものがありますので、各ご家庭に合ったタイプを飾りましょう。一か月前の2月初旬から飾ってOK、前日に飾る「一夜飾り」は縁起がよくないとされているので、なるべく余裕をもってかざりましょう。かたづける時期は3月4日が理想。遅くまで飾っていると「嫁にいきおくれる」などと言い伝えがありますね。

また、姉妹である場合、ひとつのひな人形で一緒に祝うことは望ましくありません。本来ひな人形は、女の子ひとりひとりのために用意するものです。ただ、飾る場所の問題もありますから、たとえば市松人形やつるし雛といった違ったタイプのものを選んでもよいでしょう。

  • はまぐりの潮汁:はまぐりは対になっている貝殻でないとぴったり合わないことから、夫婦円満の象徴とされています。女の子の将来の幸せな結婚を願う意味があります。
  • 桃の花:邪気を払う霊力があると信じられているため、祝い膳の席にかざるとよし。
  • 雛あられ:菱餅などと共に、ひな人形に供えるお菓子。関西ではしょうゆや塩で味つけした「あられ」が一般的なのだそう。
▶︎端午の節句

もとは古代中国のならわしで、薬草である菖蒲やよもぎで門を飾ったり、菖蒲酒を飲んで病気や邪気を払ったことに由来します。江戸時代の武家社会において、「菖蒲」⇒「尚武(武道に尊ぶ)」に通じることから、鎧兜や武者人形を飾り、家紋入りののぼりをたてたりして跡継ぎである男の子のすこやかな成長を願う風習が始まりました。庶民に広まっていく中で、それがこいのぼりに形を変えていったと言われています。こいのぼりや兜、五月人形は4月中旬以降に飾りはじめ、5月中旬くらいまで。

また兄弟であっても、ひとつの兜で済ますことのないようひとりひとりのためにちゃんとそろえてあげましょう。長男に兜を買ったのであれば、次男にはこいのぼりや、金太郎、牛若丸などを人形化した「武者人形」などを買い揃えるというのもひとつのアイディアです。

  • 柏餅:柏の葉は、新芽が出るまで古い葉が落ちないことから、家系がとだえず受け継がれていくよう願いながら柏餅を食べます。
  • ちまき:餅米を笹の葉で包んでいぐさでしばり、蒸したり茹でたりしたもの。中国では邪気を払う食べ物とされていて、日本でも端午の節句に食べられるようになりました。
  • 菖蒲湯:菖蒲をお風呂にいれてお湯をわかして入ります。菖蒲には魔よけの力があるといわれているため、端午の節句には飾られたり、菖蒲湯に入ったりするようになりました。

初誕生(生後1年=1歳になる日)

赤ちゃんが生まれて初めて迎える誕生日を、「初誕生」といいます。昔は数え年で、皆正月を迎えるごとに1才ずつ年を重ねていったので誕生日を祝う習慣はなかったようですが、生後1年であるこの「初誕生」だけは特別なお祝いだったようです。

▶︎祝い餅

初誕生で日本各地でおこなわれてきた儀式が、「祝い餅」です。一生食べ物に困らないようにとの願いをこめて、一升の餅米で大きな餅をつき、これをふろしきなどに包んで赤ちゃんに背負わせます。または逆に、どんな困難も乗り越えられるようにと願いながら、一升餅のうえに赤ちゃんを立たせて餅を踏ませる地域もあります。

▶︎選び取り

男の子の場合はお財布、そろばん、筆、米などを、女の子の場合には糸や針、ものさしなどを赤ちゃんの前に並べておき、赤ちゃんがどれを最初に手に取るかで将来の職業を占う儀式です。


こうしてみると、赤ちゃんがお腹に来てから1才の誕生日を迎えるまで、さまざまな伝統行事がありますね。どれも、赤ちゃんの無事な成長を祝い願うものばかり。また、1才のお誕生日ともなるとお父さまお母さまにとってはとても感慨深いものです。でも大切なのは無事に1才を迎えたことへの感謝、また、今後の成長も願う気持ちですので、無理のない範囲でお祝いしてあげてくださいね!

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